自動関連付けは、あらかじめ指定した「リンクキー」の値が一致した際、システムが自動的にデータを紐付ける機能です。手動での紐付け作業を省略し、データ間の整合性を自動で維持できるため、大量のデータを扱う業務に最適です。
目次
リンクキーとして利用可能な項目
リンクキー(照合用フィールド)として設定できるのは、以下のデータ型の項目のみです。関連元・関連先の両方のデータストアで、同じ型の項目を用意してください。
■ 対応しているデータ型
- テキスト型:顧客コード、メールアドレス、ロット番号など
- 数値型:予算コード、管理番号、金額など
- 自動採番型:システムが自動発行する一意のID
自動関連付けの設定手順
管理者画面にて、以下の手順でリンクキーのマッピングを行います。
■ 操作手順
- 「プロセス/ライブラリ関連設定」から、設定対象のデータストアを選択します。
- 「関連付けされたプロセス/ライブラリ」から、対象の関連付けを展開します。
-
リンクキーのマッピング:
- 「関連元のリンクキー」と「関連先のリンクキー」をそれぞれ選択します。
- 「追加」をクリックします。
- 「リンクを作成」をクリックして設定を完了します。
自動リンクを支える便利な設定(項目コピー)
自動リンクを確実に成功させるためには、「関連タブ」からの起票時に親のIDを子へ自動転記する設定を併用するのがベストプラクティスです。
■ 関連タスク作成時の項目コピー設定
親データの「チケットID(自動採番型)」を、子データの「親ID(テキスト型)」にコピーする設定を行います。この機能でコピーされた値は、プレフィックス・サフィックスが除外された数値のみとなるため、後述する自動リンクの照合ルールにそのまま合致させることができます。
実践的な活用例と推奨設定
| 活用パターン | 推奨される型 | 具体的な効果 |
|---|---|---|
| 親と子のチケットの紐付け | 自動採番 × テキスト型 | 起票時の項目コピーと組み合わせ、確実な双方向リンクを実現 |
| 予算・コスト管理 | 数値型 × 数値型 | 既存の予算コードで、関連する支出データを自動集約 |
| 顧客対応履歴の集約 | テキスト型 × テキスト型 | メールアドレスをキーに、別DSからの履歴を顧客に紐付け |
仕様:照合の厳密性
自動リンクが実行されるためには、値が「完全に一致」する必要があります。特に自動採番型・数値型を使用する場合は以下の点に注意してください。
■ 接頭辞・接尾辞ィックス(接頭辞)やサフィックス(接尾辞)は照合対象に含まれません。「番号部分のみ」が照合されます。
| データストア A(自動採番型) | データストア B(テキスト型) | 判定 |
|---|---|---|
| I-001 (表示上の値) | 001 (番号のみ) | ○ 一致 |
| I-001 (表示上の値) | I-001 (接頭辞あり) | × 不一致 |
■ その他の不一致ケース(表記ゆれ)
- 全角・半角:SS-101 × SS-101 = × 不一致
- 不要なスペース:ABC-001 × ABC-001[空白] = × 不一致
片方向リンクと双方向リンクの違い
自動関連付けは、設定を行ったデータストアから見た「片方向」の動作が基本です。
- 片方向リンク:データストアAでのみ設定。AからBは見えますが、BからはAの関連が見えません。
- 双方向リンク:AとB、両方の設定画面でそれぞれ相手をリンクキーに指定することで、どちらからでも自動でデータを確認できます。
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