CSVファイルを作成する

データストアインポート用のCSVファイル作成手順についてご説明します。

※作業時間目安：15分

目次

• プロセスデータを作成する
• ライブラリデータを作成する
• Excelファイルの保存方法

 

プロセスデータを作成する

プロセスデータの作成手順についてご案内します。

Excelファイルを開きます。（※テキストエディタで作成することもできます。）

1. ヘッダー行に画面項目を入力

ヘッダー行（1行目）に、業務ワークフローを実施するにあたって必要な項目名を入力します。

※「ステータス」は必ず入力します
※「ステータス」には、2種類以上の値を入力する必要があります
※「ステータス」は、300種類までの登録が可能です

ID	ステータス	タイトル	依頼内容	起票者	起票日時

※データストア作成時、以下の項目を作成することはできません。データストア作成後、プロセス設定>項目設定より作成可能です。

■作成できない項目の種類

• 計算式型
• ラベル型
• セパレータ型

2. データを入力

以下、各画面項目型の入力可能な内容について説明します。

テキスト型	1行のテキストを入力します。
複数行テキスト型	複数行のテキストを入力します。
選択肢型	1セルにつき1つのデータを入力します。入力したデータが選択肢となります。
ラジオ型	1セルにつき1つのデータを入力します。入力したデータがラジオボタンとなります。
チェックボックス型	1セルにつき1つまたは複数のデータを入力します。入力したデータがチェックボックスとなります。 ※複数のデータを入力する場合、半角「,（カンマ）」でデータを区切ります
自動採番型	一意なデータを入力します。 ※空白である場合、自動で採番します。
数値型	半角数字を入力します。 ※半角数字以外は登録されません。
日付型	タイムゾーン型で日付を入力します。（例.2023-05-30）
日付・時刻型	タイムゾーン型で日時を入力します。（例.2023-05-30T15:00:00+09:00） 以下のタイムゾーン型以外の形式でもシステムが自動でデータを補完し、日時の入力ができます。 　CSVデータ → インポート後のデータ 　・YYYYMMDD → YYYY-MM-DD 12:00 AM 　・YYYY/MM/DD → YYYY-MM-DD 12:00 AM 　・MM/DD → YYYY-MM-DD 12:00 AM (YYYYは当年を補完) 　・MM-DD → YYYY-MM-DD 12:00 AM (YYYYは当年) 　・YYYY年MM月DD日 → YYYY-MM-DD 12:00 AM
ユーザー型	SmartStageに登録済みのユーザーのメールアドレスを入力します。 ※SmartStageに未登録のユーザーは登録されません。
データストア参照型	他のデータストアにある登録済みのデータを参照し、入力します。
添付ファイル型	データを登録することはできません。※ファイルはデータストア作成後アップロードできます。

以下、CSVファイルのサンプルです。

ID	ステータス	タイトル	依頼内容	起票者	起票日時
	新規	タスクA	・サンプル1 ・サンプル2	[e-mail]	2023-01-01T00:00:00+09:00
	受付	タスクB	・サンプル1	[e-mail]	2023-01-01T00:00:00+09:00
	作業中	タスクC	・サンプル1	[e-mail]	2023-01-01T00:00:00+09:00
	確認	タスクD	・サンプル1 ・サンプル2 ・サンプル3	[e-mail]	2023-01-01T00:00:00+09:00
	完了	タスクE	・サンプル1	[e-mail]	2023-01-01T00:00:00+09:00

※サンプルの項目の項目型には次を指定しています

ID	自動採番型
タイトル	テキスト型
依頼内容	複数行テキスト型
起票者	ユーザー型
起票日時	日付・時刻型

【補足】テキストエディタで作成

※テキストエディタを利用する場合は、データ間を「,」（カンマ）で区切ります
※以下、テキストエディタを利用した場合のデータサンプルです

ID,ステータス ,タイトル,依頼内容,起票者,起票日時
,新規,タスクA,・サンプル1,[e-mail],2023-01-01T00:00:00+09:00
,受付,タスクB,・サンプル1,[e-mail],2023-01-01T00:00:00+09:00
,作業中,タスクC,・サンプル1,[e-mail],2023-01-01T00:00:00+09:00
,確認,タスクD,・サンプル1,[e-mail],2023-01-01T00:00:00+09:00
,完了,タスクE,・サンプル1,[e-mail],2023-01-01T00:00:00+09:00

テキストエディタで、
複数行テキスト型のデータにて、改行を入力するには...

半角「""（ダブルクォーテーション）」で囲むことに加え、データ間を改行する必要があります。

以下、データサンプル

ID,ステータス ,タイトル,複数行テキスト型
,新規,タスクA,"・サンプル1
・サンプル2"
,受付,タスクB,"・サンプル1
・サンプル2"
,作業中,タスクC,"・サンプル1
・サンプル2"

テキストエディタで
複数チェックの入ったチェックボックス型のデータを入力するには...

半角「""（ダブルクォーテーション）」で囲むことに加え、データ間で半角「,（カンマ）」を入力する必要があります。

以下、データサンプル

ステータス,タイトル,チェックボックス型
新規,A,"選択肢1,選択肢2"
対応中,B,選択肢1
完了,C,"選択肢2,選択肢3"

プロセスデータを作成できました。続いて、ExcelファイルをCSVとして保存します。
※ExcelファイルをCSVとして保存する手順については、「ExcelファイルをCSVファイルとして保存する方法」へ

 

ライブラリデータを作成する

ライブラリデータを作成する手順についてご案内します。

ライブラリにはステータスがありません。そのため、ライブラリデータを作成する手順は、「プロセスデータを作成する」手順とステータスを除き同様です。

以下、CSVファイルのサンプルになります。

ID	ハードウェア名	状態	種別	資産管理番号	利用者	契約No.	契約開始日	契約終了日
	dynabook U63/M	稼働中	PC	19-0001	[e-mail]	KN001	2021-04-01T00:00:00+09:00	2025-04-01T00:00:00+09:00
	dynabook U63/H	稼働中	PC	19-0002	[e-mail]	KN002	2021-04-01T00:00:00+09:00	2024-03-31T00:00:00+09:00
	Surface Pro 3	稼働中	PC	19-0003	[e-mail]	KN003	2021-04-01T00:00:00+09:00	2025-04-01T00:00:00+09:00
	Sun N1 Service Provisioning System	稼働中	サーバ	20-0001	[e-mail]	KN003	2021-04-01T00:00:00+09:00	2025-04-01T00:00:00+09:00
	VMware Workstation Player	稼働中	サーバ	20-0002	[e-mail]	KN004	2021-04-01T00:00:00+09:00	2025-04-01T00:00:00+09:00

※サンプルの項目の種類は以下を想定しています。

ID	自動採番型
ハードウェア名	テキスト型
状態	ラジオ型
種別	選択肢型
資産管理番号	テキスト型
利用者	ユーザー型
契約No.	テキスト型
契約開始日	日付・時刻型
契約終了日	日付・時刻型

 

ライブラリデータを作成できました。続いて、ExcelファイルをCSVとして保存します。
※ExcelファイルをCSVとして保存する手順については、「ExcelファイルをCSVファイルとして保存する方法」へ

 

ExcelファイルをCSVファイルとして保存する方法

Excelファイルで作成した場合の保存方法についてご案内します。

1. 保存アイコンをクリック

左上側にある保存ボタンをクリックします。

2. 保存形式を選択

「CSV UTF-8」を選択します。

3. CSV保存

「保存」ボタンをクリックし、CSVファイルを保存します。

インポートするCSVファイルを作成できました。続いて、CSVインポート処理を実施します。
※データストアを作成する手順は、「データストアを作成する」を参照ください。

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